１９世紀末から２０世紀初頭に創られたイギリスのアンティークガラスで、アール・ヌーヴォー様式の、曲線のデザインが多用されたウランガラスです。コンポートなのですが大き過ぎず、全体的に可愛らしい印象です。イギリスのアンティークディ―ラーさんから、イギリスのものというお話で購入しました。
オパルセントガラスなのも手が込んでいて、色味もレモンイエローに見えたりライムグリーンに見えたりします。
上から見ると正方形に近いのですが、横から見ると縁周りの波打つRデザインで半月型に見えます。うまく言えないのですが、画一化した完璧な機械生産ではない拙さの中に、古い品ならではのまろやかな温かみを感じます。
ゆうに１００年を越えていますので、よくよく見えると小さな気泡が混じっています。画像７枚目は、花びらのような脚の部分の気泡ですが、指には引っ掛からないので欠けではないと思います。
存在自体がとても珍しいユニークな逸品です。アンティークとしても、インテリアとしても、観賞にも実用にも価値のあるお品だと思います。

高さ：約１２センチ・上から見た正方形：約１１．５センチ×１１．５センチ

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